防災_マンホールトイレ

 2025/11/9、逗子中で防災訓練が実施され、今回、初めて「マンホールトイレの通水訓練」を実施しました。
一方、住民の方々から「説明をされても忘れてしまう」「重要なポイントがわからない」といった声がありました。

確かに、市の口頭の説明だけでは忘れてしまいますし、業者のマニュアルは、あくまでシステムの説明で、運用面での疑問が残ります。
ということで、運用マニュアルを作ってみました。
(ただし、今回のマニュアルは逗子中用です)

◆  概要


  • ベンチの奥に、2つのタンクがあります。各タンクの水は、3トン=3000リットル。
  • 仮設トイレ穴は、5つ。
  • 左奥に、給水口がある。
  • 1日、8回程度流す。
    1回の水の量は、80リットル。1日640リットル。
  • 6000リットル貯水されているので、約9日分を想定。

◆  タンク



  • タンク下に、排水口がある。
    タンクが重さで沈んでいて、ホースがつなげにくい状態でした。
    逗子市には改善をリクエストしました。
◆  各種重要な道具

  • 最も重要な道具は「マンホール開閉用バール (以下、バール)」です。特殊なバールで、このバールが無いと、マンホールは開けられません。
  • 汚物曹を開くためには、右のフックが必要になります。
  • 次に、ホース、それと仮設トイレが重要です。
◆  格納されている場所
  • 上記の道具類は、校門の横の防災コンテナに格納されています。
  • コンテナの南京錠の鍵は、避難所準備委員会 3名、逗子中学校で持っているとのこと。避難所が設営された場合、当然、コンテナを開くことができると信じています。


◆ 手順
  • コンテナを開け、必要な道具を運び出す。
  • ホースをタンクにつなげる。傾斜のため、水は自然に通水できる。
  • マンホール開閉用バールで、給水口のマンホールを開ける。
  • 給水マンホール内の、止水板を確認する。
    O ⇔ Cという表記がある (O=Open 開く、C=Close 閉まる)
    給水する前に、Cの上にレバーがあることを確認する。
    キチッと閉まっていないと水が漏れるので注意。
    閉めるのは、結構、コツがいるので、レバーを何度か回してみるのが良い。
     


  • タンクのバルブを開いて、給水する。
    目盛りがあり、80まで給水する。
  • 止水板をOに移動されると、一気に水が流れ、汚物が流れる。
    約20秒で水は無くなる。
  • タンクの水が無くなった場合は、プールの水をポンプ(エンジン式)で送ることになる。ポンプとホースは、同コンテナに格納されている。
    タンクの上部から水を給水できる。
◆ 汚物曹


  • ここが一番、重要!!
    緑のベルトは、汚物曹に流れないようにするストッパーとなっている。下水道が生きている場合は、緑のベルトを外さない。ベルトで止まっていれば、汚物は下水道に流れる。
  • 緑のベルトを外すと、汚物曹に貯まることになる。緑のベルトを外すのは、下水道が不能状態の時、ということを必ず守る。人が入って緑のベルトを再度固定することは不可能になる。